設立趣旨
東京でオリンピックとパラリンピックの大会が開催されますが、海外からも多くの旅行者が都内を訪れる絶好の機会を最大限に活かし、わが国の観光面での優れたもてなしの力を発揮して、今後の旅行者の来訪の増加に弾みをつけることが不可欠です。外国からの観光客が増えることにより、その方々の興味関心や嗜好に合わせた木目細かいサービス等の提供が必要ともなります。特に観光では食事の種類の豊かさは重要なポイントであり、世界的な潮流として植物由来の材料の料理のみで食生活を送るベジタリアンやヴィーガンの受入体制の充実については、国の成熟のレベルを示す上で優先度の高い取組の一つとなっています。
ベジタリアンとヴィーガンの方々が、わが国で安心して観光を満喫できる仕組みをつくり上げる努力は行政としても緒に就いたばかりであり、その飛躍的な展開に当たって、全国の地方公共団体で最大の存在感を持つ東京都のリーダーシップと先駆的な対応が不可欠な段階にあります。こうした中、オリンピックとパラリンピックの開催時期までの当面の速やかな対応と中長期的な観光振興に結びつく取組の両面から、積極的な推進策を打ち出すことが重要です。
こうした状況を踏まえ、超党派有志議員による「ベジタリアン・ヴィーガン関連制度推進のための議員連盟」を立ち上げ、ベジタリアンやヴィーガンの方々が、一般の食事と区別できる統一した分かり易い表示などの対策を推進して参ります。
© 2019- ベジタリアン/ヴィーガン関連制度推進のための議員連盟
プライバシーポリシー